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ゲリコ(スペイン語:ARA Guerrico, P-32)は、アルゼンチン海軍が購入したデスティエンヌ・ドルヴ級通報艦の1隻。ドゥルモン級コルベット2番艦。艦名は三国同盟戦争で活躍したマルティン・ゲリコ(Martín Guerrico)に由来する。 元々は南アフリカ海軍向けに建造されたが、国際連合によるアパルトヘイトに対する制裁措置として輸出が差し止められた。アルゼンチンはチリと緊張が高まっている中で、行き先を失っていた本艦と「''グッド・ホープ''」に目をつけて購入した。本艦は当初、「''トランスヴァール''(''SAS Transvaal'')」と命名されていた。 == 艦歴 == 「ゲリコ」は、DCNロリアン工廠で建造され1976年10月1日に起工、1977年9月13日に進水、1978年11月9日にアルゼンチン海軍に編入される。 アルゼンチン海軍に編入の後、プエルト・ベルグラーノ海軍基地の水上艦隊司令部第1コルベット戦隊に配属されて「P-2」の艦番号が割り当てられ、1978年11月24日に運用が開始された。その後エスポラ級コルベットの導入に伴い、1985年に艦番号が「P-32」に変更された。 第1コルベット戦隊に編入以来、様々な演習に参加している。代表的なものでウニタス演習(UNITAS)、グリンゴ=ガウチョ演習(Gringo-Gaucho)、アトラソル演習(Atlasur)、パセックス演習(Passex)、ゴス演習(Gosth)、フラテルノ演習(Fraterno)がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゲリコ (コルベット)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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